ジャンパーズニーについて
ジャンパーズニーはスポーツ障害の一種で、オーバーユース障害とも呼ばれています。膝付近に痛みを伴う病気で、重症になると治癒までに時間がかかります。重症化しないよう、原因と症状について知っておきましょう。
ジャンパーズニーとは
ジャンパーズニーとは、膝蓋骨(しつがいこつ)から脛骨(けいこつ)に伸びている腱に関わる怪我のことを指します。膝蓋腱は大腿四頭筋と連動しており、膝を伸び縮みさせる時に使われます。ボール運動などでもこの部位はよく使われるので、ジャンパーズニーを発症してしまうとボール運動に支障が出てしまうでしょう。
特に運動していない人でも発症する事例も出ているので、誰もが注意しなければならない病気だと言えます。重症化してしまった場合、運動時だけでなく日常生活を送っている時にも痛みが発生してしまいます。
ジャンパーズニーの原因
ジャンパーズニーは膝蓋腱に繰り返し負荷がかかることで発生する病気です。ストレスがかかることで小さな裂け目が生まれ、体はそれを修復しようとします。蓄積した裂け目が炎症を引き起こし、痛みが慢性化していくことでジャンパーズニーが発症します。
腱の中でも主に3つの箇所で痛みが生じます。大腿四頭筋腱と膝蓋骨底との境界、膝蓋骨尖(しつがいこつせん)と膝蓋腱との境界、膝蓋腱の遠位部です。
成長期を迎えた子供が特になりやすいのが、ジャンパーズニーだと言えます。骨の成長に筋肉の成長が追いつかないので、傷が蓄積しやすくなってしまいます。
ジャンパーズニーの症状
ジャンパーズニーの症状が出てくる箇所は、膝蓋骨の下部から靭帯にかけてです。ジャンプや着地をした時に症状が出るときが多いですが、歩いたり膝の曲げ伸ばしをしたりする時にも、症状が発生します。患部を押した時にも圧痛を感じることもあります。
ジャンパーズニーは当院にお任せください
ジャンパーズニーは成長期の子供に発生しやすい病気ですが、大人になってからでも発生する可能性は十分に高いと言えます。ジャンパーズニーでお悩みの方は、当院へお任せください。